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・某ハー○オフで見つけた、
車載用サブウファー。
ウレタンエッジのために、 エッジがボロボロで無く なっていました。
取り敢えず、エッジを押 さえている紙製押えを傷
つけない様に剥がします。
その上でフレームに残っ ているエッジのゴミや接
着剤をキレイに取り除き ます。(シンナーや彫刻 刀を利用してキレイに)
大口径、小口径にかかわ
らず同じ作業です。
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・ご覧の様に、コーキング のバックアップ材で丸型 のウレタン製の物でエッ ジの幅にあったサイズを 選び半分にカットします。
スピーカーからエッジの 直径を測り、塩ビシート とかの板(化粧ベニア等
表面が滑らかな物も可) にコンパスで印をつけ、 両面テープで丸く固定し ます。
エッジの下地になる布と
シリコン剤の厚みを考慮 して直径を決めます。
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・エッジの下地になる布は、 某ユニ○ロの自在に伸び 縮みするストレッチ素材 肌着(綿100%)が良いと 思います(価格も安い)。
スチックのりは、百均の ものを使いました。
さっきの半丸のウレタン
バックアップ材と下敷き の面にたっぷり塗ります。
そこに綿の下地布をキレ
イに貼り付けます。 シワが出来ない様に、注 意して布を貼り付けます。
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・エッジの主剤になる、シ リコン剤はシリコンコー キングの黒を使います。
この時、そのままでは硬 すぎるのでラッカーシン
ナーを使って少し薄めま す。(刷毛で布に上手く 塗れる程度の軟らかさ)
一度に厚く塗らず、数回 (3回〜4回)に分けて 塗ります。 表面が良く固まってから
次の塗りに入ります。
これが結構時間が掛かり ます。
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・この状態がシリコン剤を 塗っているところです。
最後の仕上げの塗りの段 階では、表面がシリコン の特性で艶が出てしまう
ので、出来上がりが安っ ぽく見えるので、乾き初 めたら空の刷毛で表面を
擦って艶を消す様にしま す。(微妙なタッチなの で経験で慣れると思いま す)
仕上がったエッジは、再 度コンパスで印をつけて 剥がしたらハサミやカッ
ターでキレイに切り取り ます。 |
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・スピーカーユニットのボ イスコイルが擦れない様 に、スピーカーコーンを
軽く上下させながら芯を 決めて、均等に重しを掛 けてからエッジの貼付け
を行います。(私はガム テープを重し代わりに使 いました)
エッジを貼る接着剤は、 シリコンでも接着出来る ものになります。
私は「セメダイン製スー パーX」と言う接着剤を 使いました。
先に内側から接着します。 |
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・外側はスピーカーフレー ムの金属部分に接着しま すが、上手く接着出来ま す。
上手く接着されたら、次 は押えの紙製のもの(ウ レタン製やプラスチック
製の押えもあります)
出来ればこの時、スピー カーを裏返して自分の重
みでエッジとフレームの 固定が上手く出来る様に して乾燥させるのが良い でしょう。
外側のエッジの固定時に アンプに仮接続して音を 出して芯ずれが無い事を
確認しましょう。 |
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・こちらも、某ハー○オフ で515円(1セット) で購入したスピーカーシ ステムです。
ご覧通り、ウーファーの エッジが抜けております。
ウーファーサイズが25cm
もあったので、少し大変 でした。 |
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・エンクロージャから外し たウーファユニット。
エッジのカスや接着剤の
汚れは、シンナーやカッ ターナイフや彫刻刀でキ レイにします。
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・これがエッジ押えもキレ イにした状態のユニット です。
エッジ押えはゴム製。 |
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・修理の完成したスピー カーシステム。
エージングを数日、地
道に数時間ずつ鳴らし て仕上げです。
上がったスピーカーは
515円(左右セット) とは思えない仕上がり となりました。
みなさんも頑張って見 ませんか? |
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※当サイトを参考に自作する場合は、自己責任のもと当方は責任を持てません。
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